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テーブル4勉強会報告6・7月:青柳識・萩原さき

【6月】

6月22日の金曜日に早稲田大学にて、事前招集会後初の集まりが行われた。流れとしては前半と後半の2つに分けられる。

まず前半の情報発表について報告する。日本人参加者は事前に、教師、文部科学省、教育委員会、両親という4つの視点から日本の教育を見直してみるという課題を出されており、それを勉強会で発表した。ここでは字数の都合上、私が調べた課題と印象に残った考えを1つ挙げて終わりにする。私は両親の視点から調べ、両親は勉学よりも社会性を子供に養ってほしい傾向が強いこと、両親も子供を指導する最初の人物として大きな役割を果たすこと、教師とは違う視点から教育を支援できるということを挙げた。印象に残ったものは平等性をどう確立していくか、equalityとequityの違いについて発表したことである。留学生の参加者は自国の教育についてまとめたが、議題が日本に焦点を絞っていたため、深くは取り上げられなかった。

後半では今後小学生はどういう社会性を養っていくかについて議論した。まず初めにテーブルリーダーがコミュニケーション能力、自己表現力、批判的思考をあげたが、議論の末、論理力、自信、創造力、コミュニケーション能力の4つに収束した。またその際、第3期教育振興基本計画を参考にしながら、誰が教育の指針を作っているか、どの程度のガイドラインを作っているか、どの機関に案を出すべきかを議論した。

これからの課題としては私が考えるのは、まだ個人の意思が形成されていないことである。個人的な反省かもしれないが、現段階では、ネットや書籍から集めた情報で手一杯で、個人の土台となる信念が不十分であるように感じた。教育機関な我々の意見を今回は示すのだから、論理だけでなく信念も持っていくべきだと強く感じた。メンバーの雰囲気はとても良好だったと思える。長時間の会議のため疲れも見えたが、積極的に発表していたように思えた。ただ個人的には、私自身がもっと日常会話を行っていくべきだと感じた。

以上で今回の勉強会の報告を終える。(青柳)


【7月】

7月14日に、早稲田大学でテーブル勉強会がありました。内容としては、先月の活動の振り返りから始まりました。東京大学准教授の北村友人先生からの、私たちの方針に関するアドバイスや、海外参加者が行ったアンケートについての集計結果などについて話し合いました。さらに、文部科学省に勤務した経験のある山田智希さんによるアドバイスも実際にその時間内にしていただき、私たちが今後進めていく方針に助言をしていただくことができました。これからの課題としては、小学校の教師に対して、ソフトスキルに関してのアンケートを実施する際に、インタビューを取る方法、オンラインとオフラインどちらがいいのか、などを決めたり、実際にアンケートの内容を話し合ったり、だれがどの役を受け持つかを決めたりしました。メンバーの雰囲気も明るく、真剣に議論しあう姿勢で、それぞれが自分たちの意見も言いやすい空気が作られていました。今後は、小学校の教師に連絡を取り、実際にソフトスキルが教えられているかということの質問に加え、数多くのアンケートに答えていただくために連絡を取ることも必要になってきます。それが、7月末までの課題であり、今後はさらにその結果をもとに、私たち自身の結論を出していかなければなりません。これからも大変そうですが、頑張ります。(萩原)




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