​ISC66

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グローバル市民:私たちの未来へ、今すべきこと

             第66回国際学生会議(ISC66)では、社会的な変化を与えると予想されるグローバル化が進む現在、若者こそがグローバル市民として新しい未来に貢献する責任と力を持っていると信じています。「グローバル市民」というのは相対的な言葉であり、一つの決まった定義はありません。そこでISC66では、グローバル市民を気付き行動協力グローバル持続可能性エンパワーメントという6つの言葉で表すことにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

             

 

 

            現在、グローバル化の動き自体がテロリズムや人権の侵害、不公平など、多数の障害に直面しています。私たちは、グローバル市民とはこれらの問題を意識して、その解決に向けて行動を起こそうと考えている人材だと考えています。こうしたグローバル市民がISC66の参加者として世界各地からの学生と様々な国際問題について議論し、国境を越えて協力することで、持続可能な社会を実現するような変化をもたらすことにつながるはずです。さらに、ISC66での議論にとどまらず、自分の周りの仲間にも力を与えて、自分が持続可能な未来を築くことのできる人材であると意識させることも重要です。ISC66を通して、参加者全員が自らのことを未来に変化をもたらす力を持つ「グローバル市民」として胸を張れることを願っています。

​テーブルトピック

トピックの説明

 

現在、世界の人々は間違いなくインターネットなどで繋がっています。テクノロジーによって人間は変わったと言っても過言ではありません。私たちの生活のどの領域にも深く入り込んでいます。SNS上の「自分」は物理的な「自分」と同じく、大事な存在です。しかし、物理的な「自分」のプライバシーをコントロールすることはできても、ネット上の「自分」の情報は簡単に守ることができません。検索履歴だけではなく、人々との関係、健康状態、旅行場所などあらゆる行動が侵害されていることもおかしくないでしょう。IT大手はアルゴリズムやAIを使い、私たちの情報を政治的や金銭的な利益に無断で使っています。私たちのデータが広告に使われていたり、選挙の結果を揺らそうとしたりしています。フェイスブックの年間総収入は主に広告からきており、2019では約7兆円を超えました。また、2016年の米国大統領選挙のロシア疑惑はプライバシー侵害の氷山の一角に過ぎません。テーブル1では現代のデジタルプライバシー侵害について議論をし、デジタル・リテラシーやネット上での権利の指針を作ります。​

テーブルチーフ

 

Wasim Abbas

Quaid e Azam University

博士 3年

テーブルチーフからのメッセージ​

 

デジタルコミュニケーションの発展やSNSにより、私たちは無限につながりを持つことができ、娯楽を楽しむことができます。このテクノロジーがあるからこそ、「グローバル市民」という考えが生まれています。もしフェイスブックの利用者が「フェイスブック国」の国籍を得ることができたら、「フェイスブック国」は230億人もの国民が存在し、現在存在しているどの国よりも国民が多く、国境のない国となります。しかし、このような「国籍」は私たちが本当に望むものでしょうか。「国民」は国の指導者が自分たちの情報を悪用していないか、また、自分たちの権利が守られているか知るべきです。テクノロジーによって生活が便利になったとしても、私たちが見えないところでプライバシーが侵害されている可能性は高いのです。

 

 

  

トピックの説明

 

 あなたが今手にしているiPhone、今来ている服、たった今買ったフルーツ。それらはどれも、あなたの手に届くまでの間、幾度とない行程や移動を繰り返したかもしれません。そこには何万人もの人が関わっているのです。あなたは、誰が、どんな環境で今目の前にあるものが作られたか考えたことがありますか?彼らが、その商品の値段の比にならないくらいほんの少しの給料しかもらっていないことを知っていますか?私たちの現代の便利な生活は誰が支えているのか知っていますか?歴史的には、都市と地方、あるいは国家間の移動やつながりは決して新しいものではありません。でも、過去と現在では、確実にその様子が違います。グローバル化や都市化が進む現代の資本主義的な生産や労働は、多くの労働環境を「最底辺への競争」に連れ込みました。劣悪な労働環境、差別的な制約、住居やヘルスケアの不足、人身売買…これらはほんの一例に過ぎませんが、こうした不安定な体制による労働環境の悪化は、様々な非人道的な行為に繋がっているのです。

テーブルチーフからのメッセージ

 

2019年10月23日、イギリス東部のエセックスで大型コンテナから39人の死体が見つかりました。後に行われた調査によって、39人全員がベトナム国籍だと明らかにされました。ヨーロッパに住むベトナム人として、この出来事は私にとって感情的な衝撃を与えただけではありませんでした。私は、自分たちは何か大事が起こるまで、グローバル社会と地方のつながりのバランスが崩れていることをきちんと理解するどころか、少しも知ることができないということを突きつけられたのです。「目で見ることができないものに、悲しむことはない」と人々は言います。私は今回、労働、消費、生産の文脈における世界とローカルの関係をより理解できたらという願いを込めて、テーブル名を「国内労働者がグローバル資本主義に直面したとき」と名付けました。なぜ、どうして、彼らは移動するのでしょうか。私たちが使う商品はどこから来るのでしょうか。誰がそれらを作ったのでしょうか。これらの問いを繰り返していく中で、私たちはより意識を向け、より思いやりを持つようになり、エセックスの事件を繰り返さ

ないように働きかけることができると信じています。

  

テーブルチーフ 

Nguyen Pham Lam Phuong

Leiden University

修士1年

トピックの説明

 

 ここ数年で、国連は持続可能な開発目標(SDGs)を通じて、またサーキュラーエコノミーなどといった原則を採用することで、私たちに環境の保護を奨励しています。この革新的なコンセプトは何なのでしょうか?私たちは通常、環境からさまざまなものを得ています。私たちはものを作り、使い、そしてそれらを廃棄します。私たちが取り、使い、廃棄するたびに、有限である環境資源を消費しています。それはまた、環境や私たちにとって有害な廃棄物を増加させるのです。そして多くの場合、製造や産業のプロセスは非効率で、さらなる天然資源の浪費につながっています。直線的アプローチ:サーキュラーエコノミーでは、新製品の材料は、古い製品に由来します。可能な限り全てのものが再利用され、再製造され、もしくは最終手段として原料にリサイクルされるか、エネルギー資源として使用されます。これは廃棄物から価値を生み出し、企業に利益をもたらす方法で、汚染を削減するように設計されています。サーキュラーアプローチ:私たちが考える以上に、私たちの生活にこれら全てがどのように影響を及ぼすのでしょうか?

テーブルチーフ

Narjes Mahjoub

Ghent University

修士1年

テーブルチーフからのメッセージ

 

ウイルス、死、汚染、環境に優しい、再生可能なエネルギー、クリーンテクノロジー、健康的な生活。一部の世代では、21世紀の世界は急速かつ複雑とみなされています。したがって、このトピックに取り組んでいる変革を起こす世代であるあなた、私、そして私たちは、これらに対し今までとは異なる視点を持っています。毎日が私たちと次の世代の人にとってよりよい世界を作るための機会なのです。私たちが使うべき特別な方法は何なのでしょうか?シンプルでありながら、自然を育てるために自然そのものから触発された最も環境にやさしく革新的な概念を理解し、研究し、応用すること―それがサーキュラーエコノミーなのです。今こそ、私たちがもつ様々な背景や文化をもとに、環境や人間の保護、および国連の持続可能な目標の達成に貢献する時なのです。そして、マイケル・ブラウンガルトや、ウィリアン・マクドノウが述べているように、「物質が最終的に自然にとって安全な食品になるように作られていない限り、堆肥化も問題を引き起こす可能性がある」のです。

  

トピックの説明

 

現在、科学技術が発達し、ビッグデータの使用が益々日常生活に必要不可欠となっています。こうした中私たちは、自分たちの個人情報が許可なく他の目的に利用されていることに気づいていないかもしれません。2018年、Facebookは個人情報の取り扱いに関するスキャンダルを起こしました。それは、Cambridge Analyticaが何千万ものFacebookユーザーの個人情報を同意なく得て政治広告目的に利用したというものでした。これは、もしFacebookがプライバシー保護により力を入れ、ユーザー情報の使い方の情報公開を第三者に要求していたなら、予防できた問題かもしれません。こうした問題の一方で、幅広い情報は様々な面で役に立つことも事実です。だからこそ、情報公開は、規制し恐れるのではなく、推奨し、万人が参加すべきことだといえます。例えば、情報公開の成功例は、様々な国の政府の透明性と責任を高めることに役立ってきました。これは、汚職指数の改善を導き、全体として国の発展につながりました。一方、世界の発展のために情報公開の需要がある中で、個人情報とデータを保護する権利を守るためのメカニズムが存在しなければなりません。このテーブルではこうした観点から議論を重ねます。そして、この最新のメカニズムは、将来を見越して世界の市民たち全員のオープンデータへの参加を促し、教育、政治、健康など、様々な面で世界の発展に貢献することに繋がるでしょう。

テーブルチーフ

Ayu Puspita Ningrum

 

Universitas Airlangga

学部3年

テーブルチーフからのメッセージ

 

私はインターネットを頻繁に利用する人の一人として、時々自分の情報が自分が許可しないところに利用されていることを心配しています。Googleマップのストリートビューに死体の写真が含まれていたというニュースがありましたが、その人々が知らないまま撮影されていて、その映像は長い間残るかもしれないと思うと、私は恐ろしいと感じました。しかし、情報の共有はいつも恐れるべきものではないとも分かっています。我が国インドネシアの汚職指数が改善したように、情報公開は良い結果を出しています。政府の透明性が高まったことで、市民の政治参加と国の発展への貢献も高まりました。だから私は、オープンデータを促進するとともに、情報保護のメカニズムをも確立させなければならないと考えています。必ずしも手段は目的を正当化するとは限りません。情報公開で世界の発展を成し遂げられるのであっても、個人の情報保護を犠牲にする必要はありません。このバランスを実現できる情報保護のメカニズムに興味を持っているのならば、是非テーブル4に参加してください!

  

トピックの説明

 

スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリは、2019年の国連気候行動サミットにおいて熱のこもったスピーチを行いました。彼女のスピーチに対して、称賛と非難の両方の意見が飛び交いました。若者が主導するグローバル気候マーチは、世界中の数百万の人々を惹きつけ、いまや巨大なムーブメントになりました。世界中の関心を高め、地球規模の考え方となり、人と人をつなげ、環境活動における新たなトレンドになりつつあります。これらのように、大衆による運動は、差し迫った気候的な大惨事から、広い範囲に影響を与えつつ私たちを救うことができる唯一の希望です。しかし、特にいま若者が運動をリードしたり、過激なものとなったりする気候変動の行動主義は、議論の的でもあります。批判は気候変動否定論者からあがるだけではありません。環境活動家の中からであったり、環境活動への懐疑論者であっても、合理的で情報に精通している人々からもでます。責任のある市民や、私たちより前の世代から引き継いだ環境的な遺産の後継者のように、声をあげたり、環境行動のゴールを達成することや正しい方向に向かっていけるように貢献することは、私たちの義務なのです。

テーブルチーフ

 

Doan Dao Duy

 

立命館

アジア太平洋大学

学部3年

テーブルチーフからのメッセージ

 

今日、私たちの多くは気候変動を重要な問題であると捉え、これに対して「何か」をしなくてはいけないと思っています。しかし、確実な「何か」とは一体どんなことでしょうか。そして、解決のための適した方法とは一体何でしょうか。テーブル5では、私たちの抱える世界的な気候変動に闘うための1つの解決の道、つまり大衆の社会運動を通した行動主義について深く考えるあなたを待っています。例えば、「Friday for the Future」からインスピレーションを受けて、私たちが社会運動を起こすことを想像してみてください。その時、私たちのマニュフェストはどんなことを主張しますか?そして、もし私たちの議論のなかで行動主義には価値がないとされたとき、あなたは行動主義者たちに何を伝えますか?

  

トピックの説明

 

勤勉であることを賞賛し、実証している国である日本は労働時間が長いことで知られています。ある報告書によると、いくらかの日本人労働者は週48時間以上働き、さらに月に100時間以上もの残業をしていました。この過労文化は戦後の日本で始まった会社への忠誠心という古い考えに起因するのです。この種の労働倫理は有益に思えるかもしれませんが、過剰な労働時間は彼らの健康と生産性に悪影響を及ぼします。日本では過労が社会問題になっており、日本語で文字通り“過労死”と訳すことができる‘Karōshi’は職業上の突然死です。2017年に出された政府による過労死防止対策についての白書には、191人の労働者が過労により死亡し、その中の多くの人が週に60時間以上、月に80時間から100時間以上の残業をしていたとあります。過労は社会的、身体的、精神的などにわたって人生の多くの領域に影響します。私たちのテーブルでは、私たちと、そして他の世代が日本でより良い労働環境を生み出せる最初のステップとして、過労から生じる論点や問題に取り組み全力を尽くします。

テーブルチーフ

Yuri Kim

 

Hasanuddin University

歯科医学 4年

テーブルチーフからのメッセージ

 

こんにちは。テーブル6のトピックに興味を持ってくださりありがとうございます!医療分野に精通している少女として、仲間の医療従事者が睡眠や休息をとらず何日も長いシフトをしていることやそれが原因で亡くなる人がいることを見るのは私にとって珍しくありません。私が読んだ記事によると、ほとんどの日本人労働者は過労をし、適切な休息なしに長期間にわたって月に100時間以上の残業をしている人もいますが、これは致命的であります。この問題に関して、あなたは私と同じくらい関心を持っていますか?皆で一緒にこの問題に取り組み、解決策をつくっていきましょう。

  

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