「密着インタビュー」 ISCでの9日間には喜怒哀楽の全てがあった

 ISC64を終え、早くも二ヶ月が経ちました。


本会議を終えた参加者達はISCを通しどのようなことを学び、現在を過ごしているのでしょうか、本会議1ヶ月に行ったインタビューを紹介します。


「医学部という狭い世界から飛び出して、広い視野をもつきっかけにしたいと思った。」

第64回国際学生会議の「テーブル3:デザイナーベイビーズの倫理的問題」の議論に参加した滋賀医科大学三年の河合香奈さんに本会議前・後にインタビューを行った。

医学部で忙しくも充実した生活をおくる中で、学部外の学生とも交流してみたい、と感じるようになり、国際学生会議への参加を決意したそうだ。彼女は国際学生会議はどのような経験をし、何を学んだのだろうか。


写真の一番左側の河合香奈さん


――本会議、お疲れ様でした!まずは河合さん自身の話から聞かせてください。医学部に進学を決めたのはどうしてだったの?

 中学1年生の冬に、インドネシアにスタディーツアーに参加したことが医者に憧れるきっかけだった。出会ったストリートチルドレンがみんなキラキラした目でお医者さんになりたいと言っていて、その夢に対する純粋さにも心を打たれたし、どんな場所でもどんな人にも憧れられる存在である医者という職業に自分自身憧れがあった。その後、様々な勉強をしているうちに国際政治や心理学にも興味がでできて、文系に進むことも考えたんだけど、高1の進路選択の時に、インドネシアでの経験を思い出して思い切って理系に決めた。今は「医学」という専門性を軸にしつつもそれにとらわれすぎないで、色んな活動をしていけたらなと考えているかな。


――ISCもその専門性を活かした活動の一つだったのかな?

そうだね。もともと国際交流が好きで短期留学とか長期休暇にできるプログラムを探していたんだけど、そんな時にたまたま見つけたのが国際学生会議だった。テーブル3の「デザイナーベイビーズ」というテーマも、私の医学的視点が議論のスパイスになりうると思って応募を決めた。同じ学部の友達とばかり喋っているとどうしても考え方や視点が似てきてしまうから、自分の視野を広げたいという気持ちもあったし、世界中から学生が集まるというのも魅力的だった。まあでも「とりあえず良さそうだし!応募しちゃえ!えいっ!」て、詳細もあまり見ずにアプライしたのはここだけの話ね。笑


河合香奈さんのテーブル3

――運命的な出会いだったんだね、ISCを見つけてもらえてよかったです。笑 それで、実際に参加してみて視野は広がった?

視野も広がったし、自分自身についても見つめ直すことができた。

参加者のみんなは、バックグラウンドも様々で個性が際立っていたし、それを踏まえた上で自分のしたいことに向かって進んでいる人が多くて、喋っているだけでワクワクした!色々な考えに触れることができて刺激的だったな。だからこそ自分にどんな特徴があるのかなとか、大学生としてそしてその先の将来どうありたいんだろうって改めて考えるきっかけになった。これまでは「医学生」や「医者」って硬いイメージが強くて、そんな自分をどことなく敬遠して好きになれなかったんだけど、多種多様な視点を持つ仲間に出会って却って、理系的な視点が自分の強み・個性だということを感じた。医学部のコミュニティから出ると、医学はやっぱり自分の軸になるし、武器にしなくちゃいけないって痛感して、医学部の自分を認めてあげなくちゃいけないって思うようになった。それに本質的に医学が好きになることができたな。


――では、実際のテーブルでの議論はどうだった?

 楽しかったけど、政策提言の作成は大変だったね。デザイナーベイビーズが実用に至っていないので、(遺伝子を編集した受精卵の作製は認められているが、それを母体に戻すことは認められていないしリスクも明らかになっていない。)事例がないという事も苦しかったかな…。起こりうることを予想するしか無い状況でどのような政策提言をしていくべきか考えるのが大変だった。議論が脱線してしまったり、堂々巡りになってしまったりする場面も多々あった。倫理的な側面・法律整備の側面・教育の側面、どこからアプローチしていくのかとかも議論になったね、方向性を決めていくのが大変だった。



――Final Forum(成果発表会)ではプレゼンを担当していたよね!

議論に大きく貢献できなかったんじゃないかっていう焦りがあって、最後くらいスピーカーとしてチームに爪痕を残したい気持ちで立候補した。すごく緊張したけど、とても達成感があって、他のテーブルの参加者が熱心に聞いてくれているのを壇上から見たときには、私もISC64の一員として頑張ってこられたんだなと改めて実感できた。一歩踏み出してスピーカーをすることができてよかったな。


成果報告会で発表担当した

――ISC64は終了したけれど、これからどのような活動をしていくの?

訪日客は増えているし、海外の方が日本の医療を活用する機会は間違いなく増える。それをサポートすることに興味があって、何かしらでそういう活動に携わっていきたいなと思っている。実際に留学や国際問題に興味のある医学生が集まっているコミュニティがあるので、そこへの参加を検討してみようかなと問い合わせをしているところ!ISCでの経験をただの思い出の一つにして心にしまっておくのはもったいないから、この機会を活かして更にステップアップしていきたいと思う!

きっとこの先ISC64の参加者に再会することがあったら皆ステップアップしているだろうから、そんなみんなに胸張って会えるように私も頑張っていきたい。


――では最後に、ISCへの参加を周りの人に勧めたいと思う?

興味があるなら多少の不安要素があっても飛び込んでみて欲しいかな!私も英語力やテーブルトピックの知識に不安はあったけど、思い切って応募して本当に良かったって思っているから。

議論の楽しさも大変さも、議論の外で得た人間関係の色々な思い出も、ISCでの9日間には喜怒哀楽の全てがあった。そしてその感情の一つひとつに寄り添ってくれて、これから先もずっと大事にしたいと思える仲間に出会えた。ISCはありのままの自分でいることができて、素直に自分の考えをみんなと共有することができる、最高に素敵な場所でした!



――ありがとうございました!

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