では、自己紹介をお願いします!
みなさんこんにちは。神戸大学経営学部二回生の東田理沙と申します。去年、学校の
授業の一環で留学生と日本人が一緒に泊まり込みでディスカッションをするというイ
ベントに参加しました。そこで、議論をすることによって新たな視点からものが見ら
れるようになったり、自分の中での理解が深まったりなどとたくさんのことを得るこ
とができました。そのため、国際学生会議でも同様にいろんな人の意見を聞き、自分
をブラッシュアップできたらと思い、今回参加することにしました。特に日本人と外
国人が同じくらいの割合でいるということはなかなかない貴重な機会だと思うので、
悔いの残らないよう、最後まで頑張りたいと思います。
テーブルトピック:国際習慣法から見る人権、についてあなたの考えを教えて下さい!
私が今回参加させていただくテーブルトピックは国際慣習法から見る人権です。私が
人権に興味を持ったのは、高校生のときに見たYouTubeがきっかけです。アフガニス
タン人の女の子ソニータが、家族がお金を必要とするために16歳で見ず知らずの男性
に嫁がされることになります。花嫁の値段は9000ドル。しかし、彼女の夢であるラ
ッパーになることを通して、彼女は当時の状況を歌にし、世界に発信したのです。世
界人権宣言で人は生まれながらに基本的人権を持っていると公式に認められているに
もかかわらず、平気で人権が脅かされている人たちがまだまだ世界にはいるというこ
とを痛感しました。一方で、私達が今日人権侵害だと判断する言動は、昔からの慣習
を大切に守り続けている人にとっては、ごく自然で当たり前のことなのかもしれませ
ん。何が一番正しいのか、何を基準にすればよいのか、世界中の人々が納得できるも
のは何なのか。それぞれの国の文化や価値観が多数存在するこの世界で、一つの答え
を見つけるのは困難なことではあるものの、グローバル化が進み情報の拡散が容易に
なったことを生かし価値観や信念などの共有、そしてそれらに対する理解が進んでい
けばいいと思います。
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