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自己紹介No.20 :Sanramith Sam

では、自己紹介をお願いします!

 

 こんにちは、カンボジアから来たサンラミスです!現在二十歳で専攻は経済学です。私はもともと、平和や福祉などに大変関心が強く、課外活動にとても積極的です。そして、ISCもそういった私の思いを実現する場だと思っています。

 世界では様々な国で人権侵害の問題が深刻化しています。特に、私の国、カンボジアでは、特に人権問題は顕著です。そんな現状を少しでも変えていきたい、という思いから私は様々なNGOでボランティア活動をしたりしています。そんな中、とあるウェブサイトを通して知ったのがISCでした。様々なバックグラウンドを持った優秀な学生が集い、社会を変革するためにできることを追求する、そんなプログラムに私は強く興味を惹かれました。

私は、高校の頃から日本について勉強することがありましたが、日本という国は世界でも有数の先進国です。そして、日本には素敵な文化があふれています。特に、ラーメン屋うどんが大好きです。それから、日本の緑茶も飲んでみたいと思っています。私は、いつか日本を訪れてみたいとずっと思っていましたが、ついにこの夏、そのチャンスがやってきました。全力で日本の文化を学び、味わいたいと思います。

ISCは、若者たちが自分たちのやりたいことや理想を実現できる場所です。そして、それらは国際社会を変える第一歩となります。もちろん、現在の国際問題をすぐに解決するのは困難なミッションですが、ISCを通して、様々な国の学生の意見を集約し、少しでも私たちの思いを実現していきたい、と思っています。



テーブルトピックについてあなたの考えを教えて下さい!

 

 もとから、人権問題にはとても強い関心がありました。

私の母親は移民のサポートをする仕事に携わっていて、その影響で自分も移民の労働者について考えさせられる機会が多いです。幼い頃から母からは色々な話を聞かされ、その中で、多くの労働者が不公平な扱いを受けているのだ、ということも身をもって実感しました。このテーブルでも、そういった経験をみんなにシェアしていき、また少しでも自分の国の状況を改善するためにできることを探っていきたいと思ってます。

私は経済学専攻ということもあり、法律については詳しくありませんが、人権問題というのは現在、世界でも最もホットな問題の一つであると思っています。

もし法律というものが存在しなければ、この問題は絶対に解決しないでしょう。例えば、私の国カンボジアでは、雇用が十分に整備されていないため、タイなどの隣国に出稼ぎに出る人が多いです。しかし、そこで起こるのが人身売買の問題です。カンボジア人は十分な教育が受けられておらず、人身売買の仲介人に騙され、奴隷のように働かされ、拷問などの非人道的行為を受ける人もたくさんいます。

そんな状況を少しでも変えたいと思い、現在母親の仕事をボランティアで手伝っています。様々なリサーチをしたり、実際に移民労働者に対してのメンターの仕事もしています。彼らが法律について正しく知り、人身売買に騙されないようにするにはこう言ったサポートが不可欠なのです。

 世界で起きている人権問題の中で、シリアの紛争問題は特に深刻な問題の一つです。シリア政府は大量の化学兵器を反政府軍が支配する地域に投下しています。ロシアやイランなどの国の支援も受け、シリア政府は一般市民にさえ、悲惨な攻撃を加えてしまっています。それと同時に、様々な人道支援、就業饑餓により、シリアは国際法に大幅に違反してしまっています。昨年、国連が出した統計によると、シリアでは54万人が危険地帯に追いやられ、40万人が命を落としました。そしてこの状況を逃れるべく、多くのシリア国民が難民として海を渡り、ヨーロッパ諸国に乗り込もうとしていますが、実際には入国を拒否されてしまったり、支援をしてもらえないことが多いです。

シリア人も人間です。彼らには人間として安全で平穏な生活を送る権利があります。どの国からやってきたかなんで何も関係はありません。彼らには何の罪もないのです。私は、世界中の国々が一丸となってこうした不条理に取り組んでいかなければならない、そう信じています。




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