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自己紹介No.7:葛西郁花

Writer's picture: mediaisc66mediaisc66

では、自己紹介をお願いします!

 

国際教養大学二年の葛西郁花です。

 私がISCに参加しようと思ったきっかけは、仲の良い先輩からの勧誘でした。その先輩は昨年行われたISC63に参加しており、そこで学んだことや出会った人、思い出などについて沢山教えてくれました。ISCの話をしている先輩の表情はとても生き生きとしていて、目がきらきらと輝いていました。私は自分の頭脳に対して劣等感を持っていたこともあり、「学生会議」というものに強い憧れを持つようになりました。また、一つの社会問題に対関して議論し、具体的な解決策を出して発表するというISCの活動内容に非常に興味が湧きました。大学で行っていたディスカッションの授業で、はっきりとした結論を出すことの難しさを何回も経験していたからです。先輩からISCの話を聞いてから、私は努力して頭がよくなって、レベルの高い学生達と一緒に議論してみたい、できるようになりたいと強く思うようになりました。飲み込みが悪く、何事もじっくりゆっくり勉強する究極のコツコツ型ですが、持ち前の粘り強さを武器に挑んでみようと思います。



トピックについてあなたの考えを教えてください!

 

 私のテーブルトピックは異性愛中心主義です。現在この概念は世の中の常識として成り立っていると思います。ほとんどの人は異性愛中心的な考え方が無意識のうちにあって、それを前提として日常を過ごしています。例えば女性に対して「彼氏作らないの?」という質問を頻繁に耳にしますが、これは「すべての女性は男性を好きになる」という考えを前提においています。ほとんどの人は「この女性は女性を好きになるかもしれないから、『彼氏作らないの?』という質問は不適切かもしれない」と思うことはありません。また、同性愛者の中にも異性愛中心的な考え方に縛られている人がいるように思います。同性愛者の経験談の中には、「自分はおかしいんじゃないか、悪い考え方をしているのではないか」という不安から異性に恋をしようと必死になったり、友達の「恋バナ」を聞いて窮屈な気持ちになったりするという話がよくあります。このような同性愛者の心の傷は不可視であるために、多数派である異性愛者が自分たちの周りの同性愛者を気にかける瞬間はほとんどありません。異性愛中心主義は、無意識に行われている悪気のない差別であり、ほとんどの人はこの考え方に支配されていると認識していません。この問題を解消するためには、一人一人の固定概念を崩す必要があるのではないかと思います。

 


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