それでは、自己紹介をお願いします!
福岡大学、一年生の弘中花穏です。私がISCに参加しようと思ったきっかけは、大学生になって何か新しいことがしたい、世界の様々なバックグラウンドを持った人達と自分の社会に対する考え方をシェアしたい、そんな思いでした。私は、高校生の時に三ヶ月間カナダに留学をしました。その時、日本とカナダの文化の違いに驚きの毎日で、かつ私のホストファミリーとの会話は、興味深いものばかりでした。そのような思いと同時に、世界中の様々な人と話すことによって、自分の考え方が少しずつ変わっていくのに気づきました。小さなことから大きなことまで、多くの発見がとても新鮮で、知ること、そしてそれをどう自分のものにするのかを考えるのがとても楽しく感じました。そこで、ISCという場で自分の考えを伝えられることに感謝し、今現在起こっている問題の解決の一歩へと導きたいと思います。
テーブルトピックについてあなたの意見を教えて下さい!
私たちのテーブルトピックは「異性愛中心主義」です。日本において異性愛中心主義の考え方は幼いころから身についていて、今現在、これを壊すには多くの人の考え方を覆す必要があると考えています。私は、異性愛中心主義の世の中を変えるには、全員がしっかりと向き合って正しい知識を身に着けることがどれだけ大切なことかを考えるようになりました。学校という身近な例で例えると、先生から生徒、保護者、それぞれが、固定概念にとらわれずに正しい知識を身に着けていくことです。私自身、田舎出身でこの異性愛中心主義の考え方が普通とされ、そうでない考え方を受け入れにくい環境で育ってきました。そのような環境では、教育でLGBT+や自分自身のセクシュアリティについてしっかりと考える時間が費やされていなかったからこそ、教えることも学ぶこともできないというサイクルがうまれてしまっているのだと、考えます。だからこそ、この何気ない差別のサイクルを壊すには教育に携わるすべての人が正しい知識を持つことが大きな役割を果たし、より良い社会を作っていくことができると思います。
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