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クロアチア:Matej Mikašinović-Komšo

 私はクロアチアというバルカン地方の最西端、イタリアの東側にある小さな国の出身です。もう少し細かく言うと、クロアチアの中でもイストリア郡のプーラと呼ばれている都市の出身です。国としては小さいですが、多くの人が一度は名前を聞いたことがあるという事実が嬉しいです。私の国はスポーツが強いことでよく知られており、直近でいえばワールドカップで代表はなんと決勝戦まで進出しました!日本人にとってはUFC格闘家のミルコ・クロコップが馴染み深いのではないでしょうか。彼はとても日本で人気になっています。そしてもう一人、ダヴォール・シューケルも最も有名なクロアチア代表のサッカー選手として有名ではないでしょうか。

 スポーツだけでなく、クロアチアはその美しい自然、特にコバルトブルーに輝く海で有名です。8つの国立公園(プリトヴィツェ湖群やブリユニ島など)を含む自然美とユネスコの世界遺産に登録されているドゥブロヴニクなどの古代都市ならびに建築物、海のおかげで特に夏期には多くの観光客が押し寄せます。もしクロアチアを訪れるなら、海沿いの街(ドゥブロヴニク、ザダル、スプリト、ロヴィニ、プーラ)、また小さな古代風の村々があるイストリア郡の大陸部分、そして大陸東側部分(私も実はまだあまり訪れたことがないのでいつか行く必要がありますね 笑)に旅行されることを強くオススメします。

 ところで何がそんなにクロアチアを美しく興味深い国にさせているんでしょうか?私が思うにこの国がイタリア、トルコそしてドイツの3つの国の支配を受けそこの文化の影響を色濃く残していることだと考えています。つまり、行く場所によって建築物だけでなく生活様式もその土地独自のものを感じさせてくれます。なので例えば沿岸部はほとんどが地中海風であり、古代ローマの建築物であふれています。(私の出身地にある円形劇場など)北部はドイツ/オーストリアの文化を色濃く残しており、その一方で南部はトルコ風です。つまりクロアチアに来れば一挙に3つの国を周遊したことになるのです!




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